造影剤としてのバリウム

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造影剤としてのバリウム

造影剤で使われる「硫酸バリウム(Barium sulfate)」。
この物質の組成式は『BaSO4』で表される。
この「硫酸バリウム」はイオン結晶性となる化合物で、バリウムイオンと硫酸イオンから組成されている。

天然では重晶石 (Barite, Heavy Spar) と言われると鉱物として大鉱床を構成している。
様々な種類のバリウム製品に対して原材料となっている。

純度の高い状態だと何も色のない結晶となっている。
ただ、普通の場合だと、鉄、ストロンチウム、カルシウム、マンガンといった物質と一緒に存在し、不純物として黄褐色もしくは黒っぽい灰色をしている。なので、半透明な鉱物となっている。

「硫酸バリウム」は化学反応を利用して作られる合成品として、医薬用(X線造影剤)で使用されている。他にも、化学的には安定した性質をしているので、その利点を使って塗料やプラスチックといった生活の中で幅広く使用されてもいる。
医療の現場で利用される造影剤としては、年間にするとだいたい使用者が約1,750万人にものぼるといわれている。

造影剤には2種類ある。
使用される場所によるが、その場所の組織に比べてX線吸の収量する量が少なくなっている陰性造影剤。
もうひとつが、その場所の組織より比べてX線吸収する量が多くなっている陽性造影剤である。
硫酸バリウムはこの後者の陽性造影剤である。

その他の検査方法
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